携帯会社を問わず、通話料金を30秒10円にできるサービス「G-Call」。
G-Callって実は20年以上前からあったサービスなのですが、無料通話が全盛の時代には日陰の存在でした。
しかし、格安SIMの出現以降、改めて脚光をあび、注目されています。
このたび、G-Callの唯一といってもいい欠点であった固定電話への番号通知が完全対応になりました(それまではソフトバンク携帯→固定が非通知だった)。
これでさらに皆様にG-Callをオススメしやすくなりました。本文で詳しく書いてますので、ぜひご覧ください。
目次
G-Call、唯一残っていたマイナスポイントを完全払拭
2018年5月21日、G-Callからメールが届き、読んで驚きました。
「006751発信で、どのスマホ・携帯からでも固定電話に番号通期が可能になりました」
という内容だったからです。
それまでもDocomo、AU系の通信会社利用者は別のプレフィックス番号をつける事によって、固定電話には番号通知が出来ていたのですが、例外としてソフトバンク系の通信会社利用者はこの恩恵を受けられていなかったのです。
しかし、新たなプレフィックス番号006751ならば、ソフトバンク系の通信会社利用者でも固定電話への番号通知が可能になったのです。
その反面、新たなプレフィックス番号である006751発信を利用する際には、相手固定電話番号の最初の0を除いて電話する…という仕様になりました。
それまでのプレフィックス番号ならば、相手電話番号の前にプレフィックス番号を付け加えるだけの分かりやすい仕様でした。
今度の006751発信の場合には、相手市外局番に入っている最初の0を除く…という新たな手間が発生する事になってしまいました。
この仕様変更について、G-Callアプリを使えば、自動的に最初の0を除いて発信してくれるので大きな問題はないかもしれません。
しかし、アプリを利用せず、手動でプレフィックス番号を入力して登録していた利用者には、入力のし直しが必要になり、入力そのものも間違えやすく、少々面倒になってしまいました。
G-Callのサポートに問い合わせてみた
ソフトバンク系の通信会社利用者にも固定電話への番号表示が可能になったのは、本当に良いコトだと思います。
しかし、それまで不自由なく利用していたDocomo、AU系の通信会社利用者にとっては、利用していたプレフィックス番号は廃止となってしまい、電話番号の登録し直しが必要なってしまいました。
新しいプレフィックス番号を使う場合、相手固定電話の最初の0を除いて電話しなくてはいけなくなり、手間がかかる事になりました。
いくらG-Callアプリを利用する事によって、この手間が省けるからといって、そう簡単にプレフィックス番号を変えていいものなのでしょうか?
思いきってG-Callのサポートに問い合わせみました。
G-Callからの回答
006751発信でソフトバンク系携帯利用者にも固定電話の番号通知が可能になった…という事ですが、逆に言うとこれまで問題なく利用出来ていたDocomo、AU系通信会社利用者にとっては、アプリ利用者ならともかく、00328200を電話帳に登録して利用していた人にとっては、登録していた番号を入力し直さなければいけない手間が掛かります。
これに関しては最初はアプリで電話してその履歴を電話帳に登録すればいいかなとは思いますけど…。
00328200は2018年6月末で廃止になってしまうという事ですが、00328200はそのまま残して、共存できる方法はなかったのでしょうか?
これに対してG-Callからの回答は
誠に申し訳ありませんが、固定電話への番号通知は、運用・
という事でした。G-Callとしても色々考慮はしたんでしょうが、最終的には分かりやすく006751のみにする…という結論になった模様。
もう一つ質問しました。
006751発信の場合、相手先電話番号の最初の0を除かなければならないというのも、アプリを利用していればともかく、手動で電話帳に入力していた人にとっては面倒かつ間違えやすい問題に感じました。
これに関しても質問1同様、最初はアプリで電話して、それから履歴を登録すればいいかな…とは思いますが、素朴な疑問として、「この0を除く」というのはプレフィックス番号のサービスでも特殊だなと思ったのですが、どうして0を除かなければならないのでしょうか?
外国経由とかが関連しているのでしょうか?可能な範囲でいいので教えて頂ければ幸いです。
こちらの質問への回答は
アプリをご利用されていないお客様には、連絡先の登録を設定し直す必要がありご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。006751発信は、国際経由ではなく、国内の回線を利用しております。
006751発信は、ソフトバンクより提供を受けており、システムの都合上、0063発信と異なり、006751発信は頭の0を省く必要があるとことです
という事でした。う~む、006751発信のシステムはソフトバンクからの提供なんですね。なんでソフトバンクは頭の0を省くとか、よく分からないシステムにしたんですかねぇ。まあG-Call側ではどうにもならない…という事なので仕方ないですね。
ただ、こういった質問にも逐一答えてくれて、しかも数時間(公式では2営業日以内)で返信が来るG-Callのサポートは相変わらず素晴らしいな…と思いました。
最初の一回目の電話はG-Callアプリを利用しよう
これまではG-Callアプリを利用せずに、手動で0063とか00328200(※今は使えません)をつけてG-Callを利用していた方もいたと思うのですが、今回の仕様変更で、特に固定電話に電話する際に、頭の0を除く…というもうひと手間かかる事になるうえ、間違えやすい仕様になりました。
ですから最初の一回目の電話に関しては、これまでG-Callアプリを利用していなかった方もG-Callアプリを利用し、その後履歴からiPhoneなりスマホの電話帳に登録する…という方法を私はオススメします。
慣れてくれはどうって事はありません。
G-Callアプリの利用方法についてはこちらの記事をご覧ください。
ビジネスでもG-Callが使いやすくなった
ビジネスで格安携帯を利用している方にも、今回の「固定電話への番号通知完全対応」で、G-Callが使いやすくなりましたね。
LINEモバイルがソフトバンク系の格安携帯プランも出してきました。G-Callのサービスとの組み合わせで十分に利用可能でしょう。
ぜひご利用ください。
格安SIMは違約金も1年だけ使えばあとはいつでも解約OKとか、縛りも緩いのでオススメですよ。
Docomo回線もソフトバンク回線も